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粉河町指定文化財 自然保存木 平成9年4月24日指定
大神社のクスノキ「楠・中国名は樟」クスノキ科
所在地 粉河町粉河 所有(管理) 大神社 |
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暖地性の常緑樹、古くから社寺などに植えられ、高さは普通20m以上になり直径も太く5〜8mに達し、巨木が多い。樹皮は暗褐色で短冊状に縦に裂ける。葉は互生して楕円形、葉を切ると樟脳のにおいがする。5〜6月頃、黄白色の花が咲き、10〜11月頃8〜10mm位の果実ができ球形で黒く熟す。
クスノキは関東地方南部より西に分布していて、公園樹、街路樹、家具、船舶、彫刻材、樟脳などに用いられる。
このクスノキは和歌山県下の中で第三位の大木である。
紀伊続風土記に「境内に樟の大樹あり周囲三丈五尺許」とあり、古くからその巨大な姿を見せていた。 |
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